協議会について

理事長挨拶

2011年にNTT NGN上で開始されたIPv6インターネットサービスは、その後大手事業者によるIPv6サービスの提供やIPv4インターネットの緩やかな劣化により普及が進み、2020年3月時点で70%をこえています。その中でも、IPoE方式はエンドユーザによる利用の障壁が低いことからも利用が拡大しています。一方で、IPoE方式はVNEと呼ばれる形態により一般利用者の皆様と直接契約するのではなく、ISPを介して利用していただくことから、エンドユーザの皆さまに直接に接する機会が少なく、IPoE方式の広がりにくらべ、その中身が広く知られるような状況ではありませんでした。この状況を改善するために、2018年3月より任意団体「NGN IPoE協議会」にて活動を行ってまいりましたが、その業務を継承し、さらに活動を広げてさらなる展開を図るために、一般社団法人 IPoE協議会を設立いたしました。
本協議会は、インターネットを国民のための高度情報通信ネットワーク社会基盤と捉え、IPoE方式によるIPv6インターネット接続機能をはじめとする各種インターネットアクセス基盤を活用したインターネットの普及と利用促進により、国民が利用しやすいインターネット環境の形成に一層努めてまいります。

歴史の非常に浅い組織となりますので、皆様のご指導・ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い致します。

一般社団法人 IPoE協議会
理事長 石田 慶樹

協議会概要

名称

本会は正式名称を「一般社団法人 IPoE協議会(英名 IPoE Council)」とし、略称を「IPoE-C」とする。

背景

インターネットの基盤化とそこで交換されるコンテンツの多様化・リッチ化に伴い、トラフィック量は大幅に拡大している。
その中でIPv6を用いてIPoEによる高速大容量のインターネットへの接続環境を提供しているIPoE接続事業者が果たすべき社会的役割は非常に大きなものとなってきている。

設立趣意

当法人は、インターネットを国民のための高度情報通信ネットワーク社会基盤と捉え、東日本電信電話株式会社・西日本電信電話株式会社が提供するインターネット接続サービス「フレッツ光」のIPv6 IPoEをはじめ、各種インターネットアクセス基盤を活用して日本におけるインターネットの普及拡大をはかり、IPv6の利用を促進することにより、国民が利用しやすい環境を形成するための諸事業を行い、新しい生活と産業の具現化に資することを目的とする。

IPoE-C活動内容

  1. IPv6インターネット接続機能(IPv6 IPoE方式)(以下「IPoE機能」という。)の活用による日本のインターネット普及と利用促進に係る諸事業の企画、立案および実施
  2. IPoE機能を活用した諸事業に関する啓発・広報活動
  3. 日本のインターネット普及推進に向けた政策提言活動
  4. その他、協議会の目的を達成するために必要な活動

理事・幹事一覧

理事長 石田 慶樹 株式会社JPIX
副理事長 外山 勝保 インターネットマルチフィード株式会社
理事 島崎 隆文 BBIX株式会社
土方 次郎 株式会社朝日ネット
菊地 泰敏 アルテリア・ネットワークス株式会社
池上 聡 NTTコミュニケーションズ株式会社
秋山 豊 株式会社ファミリーネット・ジャパン
岡村 義信 楽天モバイル株式会社
長田 成人 ビッグローブ株式会社
監事 柏 聡史 株式会社朝日ネット

決算公告

所在地

一般社団法人 IPoE協議会

108-0014 東京都港区芝五丁目27番6号 泉田町ビル5階